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ChocoRekoストーリー
ChocoRekoストーリー

チョコレートで人生が変わるなんて、当時は思いもしませんでした。
2005年、カナダで出会ったローチョコレート。 それは「健康的なお菓子」という言葉では言い表せない、魂を揺さぶるような体験でした。 カカオの力強さに心を打たれ、食べたあと、意識が外に散らずに自分へと戻ってくる。 その不思議な余韻に導かれるように、私は独学の道を歩み始めました。
私が追い求めたのは、単なるチョコレートではありません。 誰かの期待や決められた枠の中ではなく、 自分で選び、感じ、進む。そんな「人生のハンドル」を取り戻す時間でした。
現在、ChocoRekoは私個人の手仕事という枠を超え、 この哲学を未来へ繋ぐための新しいステージに立っています。 技術を継承し、世界中の多様な文化の中で愛されるヴィーガンチョコレートブランドへ。 たとえ時が経ち、作り手が変わっても、この一枚が届ける「自分に還る」という本質は、 決して変わることなく受け継がれていきます。

狩野玲子について
狩野玲子について
Now | 変わらない本質を、次世代へ。
Now | 変わらない本質を、次世代へ。

軌跡 | 職人になるまで

最初から職人を目指していたわけではありません。 20代はメーカーの広報や編集者として、組織の役割を全うすることに心血を注いできました。仕事に誇りはありましたが、心のどこかでは、「換えがきく存在」である自分への違和感を拭えずにいたのです。
「私は、私の人生を諦めたくない」 30歳を目前にした時、その願いが私を突き動かしました。自分の人生を、自分で舵取りできる人間になりたい。その一心で、私はカナダへと渡りました。そこで出会ったローチョコレートが、私の人生に、新しい光を投げかけることになったのです。

記憶を辿り、意志を固める

カナダで触れたあの感覚——「チョコレートで、こんな体験ができるんだ」という驚き。それは、30年近く慣れ親しんだお菓子の概念を静かに覆しました。
帰国後、正解も道もない中で、私は独学を始めます。頼りになるのは、自分の記憶の中にある「あの感覚」だけ。理想の味に辿り着くまで、実に4年の月日を要しました。それでも続けられたのは、試行錯誤のプロセスそのものが、自分の感覚を取り戻していく、確かな手応えに満ちていたからです。
そして、2011年。東日本大震災という大きな出来事が、私の背中を強く押しました。 「生きている自分は、思いきり生きよう。人生を先延ばしにするのは、もうやめよう」 当時1歳だった長女を抱え、開業届を出したあの日。それは、私が私の人生のハンドルを、真に握った瞬間でもありました。

継承 | 普遍的なブランドへの進化

ひとりの職人の情熱から始まったChocoRekoは今、 世界に開かれたブランドへと、その姿を進化させています。私たちが目指すのは、創業者の個性を超え、 技術と哲学が自律して巡り続ける「器」となること。そのために今、次世代への技術の継承を始め、 世界中の多様な場所で、その地の文化に寄り添いながら 「自分に還る」体験を届けるための体制を整えています。
たとえ時が経ち、 作り手が変わっても、 この一枚が届ける本質は、 決して変わることなく受け継がれていく。
世界中のあらゆる場所で、人々が自分自身の中心に還れる未来のために。 私たちは誠実に、一歩ずつ、ChocoRekoという文化を育んでいきます。

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