チョコレートで人生が変わるなんて、当時は思いもしませんでした。
2005年、カナダで出会ったローチョコレート。 それは「健康的なお菓子」という言葉では言い表せない、魂を揺さぶるような体験でした。 カカオの力強さに心を打たれ、食べたあと、意識が外に散らずに自分へと戻ってくる。 その不思議な余韻に導かれるように、私は独学の道を歩み始めました。
私が追い求めたのは、単なるチョコレートではありません。 誰かの期待や決められた枠の中ではなく、 自分で選び、感じ、進む。そんな「人生のハンドル」を取り戻す時間でした。
現在、ChocoRekoは私個人の手仕事という枠を超え、 この哲学を未来へ繋ぐための新しいステージに立っています。 技術を継承し、世界中の多様な文化の中で愛されるヴィーガンチョコレートブランドへ。 たとえ時が経ち、作り手が変わっても、この一枚が届ける「自分に還る」という本質は、 決して変わることなく受け継がれていきます。


